パワートレーン 種類 違い

BEV・PHEV・HEV・ガソリン車の違いを徹底解説

公開日:2026年3月22日

この記事でわかること

  • BEV(電気自動車)は燃料費・税金が最安で維持費が最も低い傾向がある
  • PHEV は充電環境があれば燃料費をBEV並みに抑えつつ航続距離の不安がない
  • HEV は外部充電不要でガソリン車より燃費が30〜50%良い

① BEV(バッテリー電気自動車)

BEVはエンジンを持たず、外部電源から充電したバッテリーのみで走行します。走行中のCO₂排出ゼロ、エンジンオイル交換不要、自動車税は最低税率9,000円(年)と維持費が非常に低い点が特徴です。

課題は一充電走行距離(200〜700km)と充電時間(急速30分〜、普通充電6〜8時間)。自宅充電設備の設置(費用5〜20万円)があると利便性が大きく向上します。代表車種:テスラ モデル3、日産アリア、BYD ATTO 3。

② PHEV(プラグインハイブリッド)

PHEVは大容量バッテリーを搭載し、外部充電によるEV走行とガソリンエンジン走行を組み合わせます。EV航続距離は50〜100km程度で、日常の短距離移動はほぼ電気で賄えます。

長距離や充電できない場面ではガソリンエンジンで走行できるため、航続距離の不安がありません。自宅充電を活用すれば年間燃料費をガソリン車の半分以下にできるケースもあります。代表車種:トヨタ プリウス PHEV、RAV4 PHEV、三菱 アウトランダー PHEV。

③ HEV(ハイブリッド)

HEVはガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、外部充電なしで高い燃費を実現します。減速時に回生発電してバッテリーを充電し、加速時にモーターで補助することで燃費を向上させます。

外部充電設備が不要で、使い方がガソリン車とほぼ同じ。燃費はコンパクトクラスで30〜36km/L、SUVクラスでも20〜25km/L程度。代表車種:トヨタ アクア、ヤリス HEV、プリウス HEV。

④ ガソリン車

ガソリン車はエンジンのみで走行する最もオーソドックスな方式です。車両価格はHEVより安く、整備ネットワークが充実しています。燃費はHEVより劣りますが、長年の実績に基づく高い信頼性があります。

維持費はHEV/BEVより高い傾向がありますが、車両価格の安さで初期費用を抑えられ、短期保有の場合は総コストが低くなることもあります。

パワートレーン別 特徴・維持費比較(年間走行15,000km)

項目BEVPHEVHEVガソリン
燃料費/年約5万円約8〜12万円約7〜9万円約15〜18万円
自動車税9,000円36,000〜43,500円30,500〜36,000円30,500〜43,500円
重量税0円(免除)一部免除一部免除通常税率
オイル交換不要不要(一部)あり(少なめ)あり
外部充電必須推奨不要不要
航続距離の不安やや大きいなしなしなし

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まとめ

  • 維持費最安はBEV。自宅充電環境があり年間走行距離が多い人ほど有利
  • 航続距離の不安をなくしつつ燃料費を抑えたい人にはPHEVが最適
  • 外部充電なしで手軽に低燃費を実現したいならHEVがベストバランス
  • 車両価格優先・短期保有ならガソリン車も十分合理的な選択肢